36w2dで色んな意味でスピード安産!早産の息子も私も元気です!

お久しぶりです、どうもアサです。

 

タイトルがもはや報告になってますし、 

しかもその報告が遅れに遅れ、もう1ヶ月も前の出来事ですが(笑)

 

36w2dの深夜、元気な男の子が産まれてきてくれました~!\(^o^)/バンザーイ!

 

早産ではありますが2700g台と大きさはなかなかで、今のところ問題もないようで安心しております。私自身も問題なく元気です。

3時間半ほどのスピード安産でした。

安産すぎて危なかったねと先生に言われるほどに。笑

 

今回は破水からのはじまりで、焦ったり緊張したりしましたが、今思うと娘は陣痛から、今回の息子は破水からと、人生で両方経験できて良かったのかもしれないです。

 

今回も日記変わりに、わぁ~と書き残そうと思います。読みやすくまとめた記事が書きたいけど、時間もかかるしそれはまた今度に。(たぶん早くとも半年は先かな。笑)

 

それでは嬉しかったことを中心に振り返っていきます。

 

YouTube見てたら破水

この間、切迫早産で入院していると書きましたが、産まれたのは退院前日(ん?日付け変わったから当日)でした。

 

歯もみがいたし、あとは寝るだけ。

寝転がって動画(声優さんが声優さんの声マネしてる総集編ver)を見ていた時でした。

「あー、またお腹が張ってきたなぁ」と思っていた矢先、お腹の中で風船が割れたような感覚があり、経験ないのに「あ、破水する」と思いました。

正確には「あ、」あたりでもうドバーっと羊水が出てきました。

「ヤバイ、嘘やろって嘘ちゃうか」とか思いながらナースコールをしました。

 相部屋の方にも思わず出た「ヤバっ!」という声が聞こえてしまったようで「え!大丈夫ですか!?」と心配してくれました。

破水してしもた!と伝えると、「何か出来ることあったら言ってください!」なんてことまで言ってくれてほんまええ子だなぁと嬉しくなる。

ただ、私も何をしたらいいのか分かんないし、彼女も切迫早産やから動いちゃあかんので、

「ありがとう!大丈夫!…やと思う!笑」とだけ伝えました。

助産師さんが来てくださり、完全に破水だね!とのこと。

おしっこ3回くらい漏らしました!って量が出てたなと思う。しかも動く度にまだ出る。こんなに出ても大丈夫なの!?というほどに出てくる。

聞いたところ、まだまだ大丈夫とのことでした。

しかも「出来れば明日まで産まずに持てばもっといいんやけど…」とも言っていて。

こんなに出ちゃってもお腹の子は大丈夫ということが分かりまずは一安心。

 

もちろん、このまま陣痛が始まればお産です。というより、破水してしまったら数日内には必ず産まなければならないわけで、出産の荷物準備もやけど、心の準備もまだ不十分だった私は一気に緊張してきました。

 

そうか…産まれるのか。

あ、お腹の子の大きさはどうなんだろう。2500g届いたのか?

持たせたいというくらいやで陣痛来ないほうがいいのか?

あ、でも数日内には産むのは変わりないのか…

この時子宮口は1.5㎝開。

お腹の痛みはまったく無かったんですが、とにかく不安と緊張がすごかったです。

ずっと付けてた点滴はお昼に外したけど、でも張り止め薬まだ飲んでたのに、なのにまさか破水するとは…。

などなど、色々考えながら産褥ショーツとシートを付けてもらいました。

 

「緊張してきた…」と呟くと、

助産師さんは変わらず明るく「大丈夫大丈夫!産むのは一緒!」と言ってくれました。

当然の事を言ってもらっただけなんですが、助産師さんが言うと重みが違うくて、覚悟が出来たというか、そうかと納得できて少し落ち着くことが出来ました。

 

相部屋の方に「がんばってください!」と言われ「ありがとう!行ってきます!」といざ出陣。←

 

陣痛に耐えたのは3時間ほど

違う部屋でNSTを受けることに。出産後に入院する部屋でした。ここの産院、陣痛室はない気がする。

さきほど子宮口をグイグイしてくれたからか、お腹の張りと同時に懐かしの生理痛を感じるようになってきました。

 

しばらくすると、ナースコール後に電話で呼び出した夫が到着しました。

夫が来てくれてだいぶ落ち着くことが出来ました。

来るまで一人でお腹の子に話しかけたりしてたんですが、一人はやっぱり不安が増幅されるからきつかったです。

 

痛い時にもまだ話が出来たので、10分間隔くらいかな?と思っていました。(※後から知ったんですがこの時すでに2分間隔でした。)

 

いったん機械を外し、2時間後にまた計測することになりました。でももしイキみたくなってきたら呼んでねとのこと。

はーいと言いながら、イキみたいってどんな感覚やったっけ…と、この時思ってました。いざ陣痛きたら「ああこんな痛さやった」と思い出せると思ったんですが、この時はそうでもなかった。

 

あと、機械を外した際に張り止め薬を飲みました。「無理かもしれんけど、持たせれるかもしれないから」とのことで。

結果としては、薬の副作用である動悸は出てきたけれど、肝心の張りと痛みはあまり変わらないという状態でした。

 というより、むしろ痛みは増してきて、間隔も狭まってきているような気がして、夫に測ってもらうと2分間隔で痛みがあります。(※さきほども言いましたが、はじめから2分間隔でした。)

 

まだ辛くなってきてから1時間半しか経ってないし、イキみたい感じもたぶんこれじゃないけど…

痛いと夫に腰をさすってもらい、私は息を吐くに集中することしか出来ない状態だったのでナースコールしました。

すると子宮口6㎝開、「これはお産だわ」とのことで、分娩室へ移動することになりました。

もうはい6㎝かと思いました。娘の時はどんなくらいの痛みだったかやはり思い出せない。

 

さあ移動!という時に痛みの波が来てしまい、逃してから行きますと言うと、「子宮口が閉じない内に行こう!痛い時に移動した方がいいからね!」とのことで気合いで移動。そうなんや、知らんかった、けど、まじかよーって心の中で叫んでました。10歩ほどで到着だったのが幸い。

 

分娩室に来て30分ほどで出産

確か娘の時はこの部屋来たら浣腸してもらったんですが、今回はありませんでした。

(今日2回も出たけど)何かまたうんち出そうな気がするんやけど;と不安になりながら分娩台に上がりました。

※お恥ずかしながら、娘の時におそらく漏らしたので異常に心配しています。

 

あとから分かりましたが、もう浣腸する余裕がなかったし、あの便意は胎児が下がって押していたせいでした。

 

横向きで陣痛を逃すのが好き(というのも変ですが)なのに、NSTと点滴をしないといけないので仰向けで痛みを逃さしてました。

ようやくこのあたりで、「ああ、娘の時もこの時が一番えらかったなぁ」と思い出してました。

痛みからなのか逃そうとしているからなのか、痛みがくると足が震えるんですよね、生まれたての小鹿のように。←

でも震えを押さえようと足に力を入れると、きっとイキんでしまうからそのまま震えさせてました。

この時、子宮口8㎝開。

子宮口開かされながらのイキみ逃しとか無理ゲーすぎるだろう…!とか思いながら必死にフーフーしてました。

 

娘の時もそうだったんですが、

フーフーしても逃せないところまでお産が進んでくると、本当に逃せないんです。

頭と意思ではイキんではいけないと思っているのに、下半身は別の生き物(というと何か卑猥ですが)のように勝手にイキんでしまうんです。

もう自分というより、自分の下半身に向かって「あかん…!イキんだあかん!」と言ってしまうほどに制御が効かない。

助産師さんも「今が一番辛いね~;」と、辛さを分かってくれるのは嬉しかったです。

もう先生くるからね~と言われ、ほんまもうちょいなんやなと気合いが入るけど、力は入れてはいけないジレンマ。

 

陣痛ってここまで「ザ・お産」っていうところまできても、痛くない時がちゃんとまだあるからか意外と冷静でいれて、

あれ?NSTがなぜか記録してくれないわ~とか、

点滴の針刺すところが決まらないわ~このへん?とか、

助産師さん方が困っている様子も耳にちゃんと入ってきて、何かすみません;と思ってました。

夫が横にいてくれてたので、手を繋ぎたい願望はあったんですが、手を繋いだら力が余計入ってしまいそうで繋げないジレンマ。

なにその手の動き?って感じで宙を掻いてました。今思うと、アンガールズの田中さんがネタ中にやってる動きに似てたと思います。

 

そうこうしてたら、先生が「退院できんかったな~笑」といつもの調子で到着。

「お願いします!」とだけ何とか言い、いざ分娩です。

イキんでいいよと許可を得たので、念願の夫の手を握りながらイキみます。

切開してもらったんですが、いつ切ったのかまったく気付きませんでした。

ただ切ったことにより、陣痛がきて力が入るとアソコが燃えるように熱痛い。

こちらからは見えないので違うかもしれませんが、先生アソコずっと広げてるんじゃないかな?と思いました。てかたぶんそう。

ここからは腰とアソコ、2ヵ所も痛いのでさらに力が入ります。

陣痛の時から思ってたんですが、もう緊張や不安、恐怖はありません。

感情としては"痛み!"しか頭にないので雑念を抱く暇もなく、ある意味助かります。 

 

陣痛がきたら、

吸って吐いて、吸って吐いて、吸って止めて!声を出さずに、さっきから勝手にイキんでしまうところに力をいれます。

痛いからイキむ場所はわかるし、タイミングは陣痛来たらわかるし、イキみに限界を感じたら次の陣痛に回せばいい。

赤ちゃんが少しでも苦しくないように、痛くないときにちゃんとゆっくり呼吸をすることだけ気をつけて。

私は今回これが下手やったみたいで、赤ちゃん苦しいよー息してねーと言われました。

3、4回目のイキみをしていると、力を抜いて胸でハッハッと息をしてとの指示。これもう出てくるやつや!終了の合図や!と嬉しくなりました。

 

ドゥルンと出てきた息子とご対面

 

「よかった、泣いた~!」が私の第一声でした。いや、もっとあるやろうと言いたいところですが、

早産で不安やったので、まず産声をちゃんとあげてくれてとても安心しました。

先生も「案外この子大きいから大丈夫そうやな」と嬉しい事を言ってくれてさらに安心。

 

へその緒を夫が切って、綺麗に洗ってもらうため息子は退室、その様子を見ることになっている夫も退室。ここの産院はカンガルーケアはありません。

 

へその緒を引っ張って胎盤を出してもらいました。今回も見せてくれたので、胎盤に向かって「お世話になりました」と言うと、

「もう少し頑張ってほしかったけどな~」と先生。手厳しい。笑

 

 切開したところを縫ってもらいました。

陣痛、出産とはまた違う「Oh!!」という痛み。これ、なんで麻酔をしてくれないんだろうか。満身創痍、疲労困憊な今の状況なら感じにくいからとか?確かに普通の状態の時にされたらもっと痛いんだろうなとは思うけど、今でも痛いもんは痛いんやけどな。

陣痛出産の時は「痛い」とは言わなかった(というより言う暇なかった)けど、縫われてる時は余裕があるからか

い"っ

つ"っ

いたた…

など痛がってしまいました。

 

処置が終わり、二時間このまま分娩台で休むことになりました。

この時、喉の風邪に加え「あかん…あかん…いきんでしまう」と、何度も声に出してたせいもあって声がガラガラになってしまっていて、「何度もうるさくてすみませんでした;」と助産師さんに謝ると「いや全然!蚊の鳴くような声やったで。笑」と言われ、上手やったよとも言ってもらえて照れました。

 

夫は少し話をしてから帰ってもらいました。娘の事もあるし、夫も眠らないとキツイので。

深夜2時頃、部屋に一人という状況。

電気を落としてもらい眠れる環境になったのにも関わらず、アドレナリンが放出されているからか今回も全く眠れない。眠くないわけじゃないんやけど、興奮で寝かせてくれないんだよ私が。笑

あと出産後の「今の私は無敵だわ…」って感覚すごいです。

人間を捻り出したよ…日本の人口密度を上げたんやみたいな、ものすごいことを成し遂げた感。人生でそう感じられるものじゃない。貴重な時間でした。

 

先生はもちろんのこと、お産を担当してくれた3人の助産師さんの事はきっと忘れないと思います。

娘の時にお世話になった助産師さんお二方のことも覚えています。

実は切迫で入院中、その内のお一人に改めてお礼を言うことが出来たんです。

よく覚えてるね!と驚かれたけど、いやいや忘れられないでしょうと思う。

 

まとめ:空気の読める息子に感謝

退院前日に破水した私ですが、当初の予定では、この日は退院当日だったんです。

 

先生に「お腹の張りも悪化してないし、予定通りの退院でいいよ。あ、でも、もし心配やったら、37週までならおってもいいよ。」と言われていて、

娘に早く会いたいし、出産準備もしなくちゃだし、絶対に退院する!って決めてたんですが…

よく分からないんですが、何となく、何だか帰っちゃあかん気がしてならなくて、1日伸ばしてもらったんです。

結果、伸ばしてもらって大正解。

家で破水してたら相当パニックになってたと思いますし、さらに家族に迷惑かけてしまっていたので、病院で破水して良かったと思いました。

息子が"おったほうがいい"と伝えてくれたんだなとか思っちゃってます。(親バカ)

切迫早産での入院も、して正解だったんだと思います。先生が「した方がいい」って言うたんやから正解も何もないかもですが、してなかったら36週前に破水してたんじゃないかと思う。きっとそうならないように、これも息子が導いてくれたんやとか思っちゃってます。(親バカ)

 

病院のベッドを破水でむちゃくちゃ濡らしてしまったのは申し訳なかったですが;、病院としてもすぐ対処できるから良かったのではないかと勝手に思ってます。

私の人生、わりと間の悪い出来事が多いんですけど、今回は空気が読める息子に助けられたなぁと思います。

 

余談:おもしろかった事

 

娘の時と同様、先生の"カメラ催促"が聞けて面白かったです。

ここの産院では、先生が赤ちゃんを取り上げた瞬間を写真で撮ることが出来るんです。

なので産まれる瞬間は先生の声が響きます。

「旦那さんカメラは!?

もう出るよ!カメラの準備いい!?

カメラ大丈夫!?」

母体に声はかけずに、とにかくカメラの心配!笑

まぁ、確かに「貴重な瞬間逃したやないか!」とか、後で怒られたら困るもんなぁ。笑

なんですが、どうも夫は今回は撮らなくてもいいと思ってたみたいで「ぁ、大丈夫です」って言うたのに聞こえてなかったのか、先生の止まらないカメラ催促に負けてスマホで撮ってました。

いや、撮るんかーい!て、ツッコミました心の中で。

 

あと、これは後で夫から聞いたんですが、

産まれる瞬間、力を抜いて胸で浅く呼吸をする時、今までイキむために握っていた夫の手を力を抜くためにあっさり"ポオォイ!"と振り離したみたいで。笑

ええええ…と思ったと言われました。

「パッと離したんちゃうで?ポオォイ!やで!?」とジェスチャー付きで説明されました、とても申し訳ない。笑

 

そんなこんなで、我が家は4人家族になりました。息子のお世話は慣れもあってわりと大丈夫ですが、娘のお世話がけっこう大変で;、兄弟育児の大変さを痛感しております。

あと、一人目からそんなにブランクないのに、この時期の赤ちゃんはどんな感じとか全然覚えてなくて、やっぱり不安で検索する日々を送っています。笑

 

今後さらに鈍足更新なブログになると思いますが、ブログは続けたいので息抜きも兼ねてちょこちょこ書いていきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます!それではまた。

 

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