先日、すべての『恋歌ロイド』を聴き終わりました。
素晴らしかった。
伝えたいことは山ほどあるのに、上手くまとめるのに時間がかかりそうなので、まずはこの良作の大まかな感想、そしてこのCDを作ってくださった方々について記事にしようと思います。
(※声優さんはご存知だと思いますので割愛させてもらいます。)
好きになったものは出来れば全て知りたい性分ゆえ、今回も例外なく調べたんですが、調べて良かったです。ますます好きになりました。
無知すぎて、マリンエンタテインメントさんすら知らなかった私です。お恥ずかしい。
はじめは「よし、Type1の感想を書こう!」と思いました。
でも、ほんともう、このシリーズ作品とんでもなく良くて、私の感情が今でも高ぶりまくりでして…このままじゃ悪い方にとんでもない記事になりそうなのでやめました。いったん落ち着こうと思う、うん。
それに、あんな素敵なロイドさん達に失礼すぎる。
ちゃんと出来る限り良さを伝えたい・・・!
後日、ちゃんと一作品ずつ感想を書きたいと思います。
それでは、大まかな説明や感想などをしていきます。
『恋歌ロイド』に興味を持っていただけるようにがんばって書くぞ!
『レンカロイド』について
嬉しいとき。
寂しいとき。
つらいとき。
――― 隣に『誰か』がいてくれたら。
そう思ったことは、ありませんか。
そんなあなたにオススメするのが、株式会社レンカロイドが開発した人型アンドロイド『Rental Communication Assist andROID』、通称『レンカロイド』です。
レンカロイドは、ユーザー様の様々なニーズにお応えすることが可能です。
日常生活のアシストから、お喋りの相手まで、道徳的、法的に問題のない範囲であれば、ニーズに応じてどんなことでもお手伝いいたします。
機種ごとに様々な個性があり、ご要望によって自由なカスタマイズが可能です。
レンカロイドは、皆様の日々の生活を快適で華やかなものにするためのお手伝いをいたします。
RENCAROID is always with you.
―― あなたの隣に、レンカロイドを。
株式会社から出ているアンドロイドという設定。もう、ここからしてすごい。絶対あるでしょ、この会社。とくに最後の、
ーー あなたの隣に、レンカロイドを。
キャッチコピーまでプロか!
ストーリーとしては、
舞台は現在より少し先のとある未来の、とある国。
科学技術や通信技術が発達したその国では、人間同士の関係が今よりもさらに希薄になり、人々は孤独、悩みを一人で抱えながら生きるようになっていました。
そんな社会情勢を受けて、人々が抱える悩みや苦しみを手軽に解消できるようにと開発されたのが株式会社レンカロイドが製造・開発した『Rental Communication Assist Android』、通称レンカロイドです。
レンカロイドの登場により、その国ではアンドロイドをレンタルし、自分好みにカスタマイズして生活を共にすることが普及し、アンドロイド産業が飛躍的に発達しました。
ほとんどの場合、人間とアンドロイドの共同生活は平穏無事に、問題なく送ることができます。
しかしごくまれに、アンドロイドとしての本質から外れ、プログラミングされていない異常行動をする個体(バグを持った個体)が報告されるようになりました。
人間との生活が、アンドロイドにプログラムされていない異常行動をとらせる「大きな影響」を与えているのでしょうか……?
ありそうな世界観です。少子化を進めちゃいそうだからなさそうとも思うけど。←どっちだよ。
しかし、バグね、バグか…
切ないの不可避やないか。
『恋歌ロイド』とは
2017年5月現在、発売されているのは5Type。
文字通り、作中で恋(というより、もはや愛)の歌を唄ってくれるロイドです。
ーType1『律』ー
ーType2『奏多』ー
ーType3双子の兄『響』ー
ーType3双子の弟『玲』ー
ーType4『階』ー
ーType5『謡』ー
もろ人間ですね。「え、少し先の未来でこれは無理だろう」とツッコミたい所ですが、どのロイドもイケメンだから全然オッケイ。←
ロイドの性能やタイプなどはこちらのサイトに詳しく載っています。
私の説明より分かりやすいです。←そりゃな。
RENCAROID -レンカロイド- /マリン・エンタテインメント
「よくある質問」とか、どこまでも会社っぽくてこうゆう演出たまらなく好きです。
YouTubeにて試聴音源公開中
このシリーズすごいなぁと思う理由の1つが、試聴の時に得た期待を、本編を聴いても裏切らないところです。しかも5作品とも。
たまにありませんか?試聴した時はあんなに楽しみだったのに、いざCDを聴いたら「んんん?」てなる事。映像が付いているからか、「試聴の方が良かったかも」なんて思ってしまう時さえたまにある私です。
ですがこの作品、どのお話もイメージ通り(というよりイメージ以上)の満足感が得られて、嬉しかったです。CDを聴きながらこんなに自然と映像を思い浮かべられた作品は初めてでした。
個人的には、各ロイドの2、3分ほどの歌verのPVを先に見て聴いてほしい。
恋歌ロイドType1:律(CV.梶裕貴さん) キャラクターソング 『My pleasure』 -digital ver.- PV
もちろんドラマパートもいいんですが、歌のほうがズドンときます。歌ってすごい。
CDのジャンルについて
私だけかもしれませんが、この作品ダミーヘッドマイクを使用しているにも関わらず、主人公(ロイドのマスターである女性)というより、第三者目線で聴いてしまう時が多々あるんです。基本は「私に話してくれてる」と感じられます。でも何というか・・・テレビドラマを見ている感じ?と言えばいいのかな。そんな感じに時々なるんです。
イラスト通りのロイドである彼が、同じくイラストのテイスト風の可愛い女性に微笑んでいる様子が自然と思い描けてしまう。
特にType2がそうでした。
あっ、だから物足りなかったと言いたいわけじゃないんです。むしろだから良かったと断言します。
ただ、「わたし何でこんなに第三者目線で聴けてるんだ?」と疑問にも思ったんです。
もしかして感情移入出来てないのか!?とも考えましたが、「え、感情移入せずにこんなに泣けます?」と自問自答。
でも、CDをパソコンに取り込んだらこの謎は解けました。真実はいつも一つ!
このCDのジャンル、『短編小説』だったんです。
「ぁぁ~、だからか」と納得。
今までジャンルとか気にして見てなかったけど、いいジャンル分けだなぁと思いました。自分、小説そんなに詳しくはないですが、言われてみれば確かに小説っぽいなぁと感じる部分が多々あります。
これ「短編恋愛小説」じゃないところがまた憎いですよ。恋愛で片づけてはもったいない作品ですもんね、さすがです。
製作者の方々をご紹介
では今度は、制作スタッフの方々をご紹介しようと思います。
大げさに言うとりますが、書くのが私なのできっと「へぇ~」レベルです。←ぉぃ。
けど、CDにしか記載されていないであろう方々もみえますし、みなさん実力のあるすごい方でした。
少しでもご参考になれば嬉しいです。
企画:『マリン・エンタテインメント』さん
はじめましての会社です。マーク可愛い。
(Mとeのローマ字が見えるの、偶然じゃなくてわざとですよね?)
これまでドラマCDやシチュCDちょいちょい聴いてきたけど、知らなかったです。
ドラマCD以外にもたくさんお仕事されているんだな。
人狼バトルとか気になってたやつだし、BLCDもたくさん。おげれつたなかさんの作品CDあるじゃん!と驚きました。
何より「おお…めいこいシリーズのCD出してくださってたの御社でしたかぁぁぁ!」と崇めました。ゲームしてない自分が言うのもあれですが、春草さんのCD好きです。特に安眠シチュのやつ。ありがとうございます。
追記:めいこいプレイしました。とても良かった…(TT)
と、少々脱線しましたが、マリンさん、素敵な企画をたくさんしている会社でした。とか言いながら、「企画」という言葉の意味がちゃんと分からなかったので調べたところ、
-
- [名](スル)ある事を行うために計画をたてること。また、その計画。くわだて。「秋の公演を―する」
らしい。ということは、「アンドロイド系のドラマCDを出そう!」と決めてくれたのがマリンさんなんですね。感謝です。
そして、これからご紹介する担当者さんもみんなマリンさんの人選だろうし、いやぁ、ほんと感謝ですね。
脚本:『津山 冬』さん
こちらの方もはじめましてです。
調べて出てきた有名な作品がこちらでした。
すみません、こちらの漫画もはじめましてだ。どうしましょう。
評価は高いみたいで、「ストーリー構成」担当とのこと。
伊沢玲さんと一緒にサイン会を行ったこともあるみたいで、「津山冬先生」と呼ばれているご様子。先生ということは、やはり物語を作る仕事ということでいいのかな?
構成の意味もちゃんとわかってないので調べたところ、
- 2 文芸・音楽・造形芸術などで、表現上の諸要素を独自の手法で組み立てて作品にすること。「番組を構成する」
ふむ。物語をさらによくするお仕事と捉えて良さそう?
本業が構成の方が、今回の恋歌ロイドは脚本を担当。盛り上げ方や話の進め方なんかもお上手なんだろうな、きっと。実際とても自然な話の流れでした。
「シナリオライターという記載ではないんだ」と思ったんですが、どうもシナリオライターと脚本家の違いはないようです。
ですが、小説家とシナリオライターの違いはあるみたいです。
実際、シナリオライターが書いた小説って、「分かりやすい」、「スリムにまとまっている」ような気がします。
このCDの『短編小説』というジャンルがますますピッタリだなと思いました。
イラスト:『あおいれびん』さん
すいません。もうぶっちゃけて言うと、作成者の方々は声優さん意外知らない方ばかりでした。・・・よし、ちゃんと暴露できたので、今からはもう悪びれる事なく書いていきますね!(それもどうかと。)
この方、文庫のイラスト担当をしていたり、
BL漫画をご自分で描かれたりしていました。
絵にクセがあるので読みづらいと感じる方もいるかもしれないとレビューに書いてありましたが、私はこの方のイラスト(しか見ていませんが)好きです!
特にアニメイト限定盤のジャケットの綺麗さと言ったら・・・!
こちらのイラストも綺麗。
作中に出てくるアイテムも描かれている所とかたまらん・・・
余談ですが…
自分、素人のくせにキャラのパーソナルカラーとか勝手に診断してたりしてて、こちらのシリーズ診てみたら、圧倒的にイエベ率が高かったです。
双子の弟『玲』の髪色がサマー色かな?と思うけど、あとのロイドさんの髪色はイエベですし、通常版のジャケットだと、枠の範囲が広く、しかもその色がどれもイエベなため、もうみんなイエベに見えます。
心温まる作品なので、色合いも暖かみのあるものにしてくださったのかな。
何かそう考えると、このロイドさん達ほんと愛されてるな、最の高だな。
音響監督:『本山 哲』さん
おお、愛知県出身とのこと。同じ東海地方だ!うれしい。
ここ数年に放送されて、なおかつ私が見ていた作品は「だがしかし」や「91Days」くらいでした。すみません。
音響監督ってどんな仕事か全然知らなかったんですけど、Wikiさん曰く、
まず原作者、プロデューサー、監督と相談し、適宜オーディションを行いながら声優のキャスティングを行う。
レコーディングの際は、BGMをどのタイミングで流すか、あるいはどんな効果音を使うかなど作品が盛り上がるよう音響を演出し、必要に応じて声優に対し演技指導を行うこともある[3]。
声優のキャスティングするのか!って、そりゃそうか、監督だもんな。笑
ただこういうドラマCDみたいに、音だけの場合は映像の監督とかはおそらくいないだろうから、この人が作品の重要人物なんだろうな。
アフレコ現場での経験を数多く積み舞台演出の経験も持つ声優が音響監督に進出することが多い。
音響監督・アニメ制作会社と声優・声優プロダクションなどの間には人脈が形成されやすく、音響監督によっては過去作品の実績から特定の声優を起用しがちな傾向がある。ただし監督・プロデューサー・原作者や製作委員会の意向である場合もあり、すべてがそうであるとは限らない。
そうなのか・・・プロ野球選手が後にコーチになる感じなのかな。
(どの会社でもそうだけど)人脈が大事なら、元声優の方がなるのも分かる気がする。気が合う仲間だと頼りやすいみたいなのもそりゃあるよね。
音楽:『ナカシマヤスヒロ』さん
ロイドが歌うやつではなく、作中にバックで流れる音楽を担当してくれている方です。
ロイドの心の動きをとても上手く表現している音楽だと思います。でも、さらっと聴ける。そこがまたいい。台詞が頭に入ってこないなんてことはないです。
たくさんお仕事されていらっしゃいます。けれど、私が知っているのはGLOBALWORKのCMくらいでした;
作詞:『こだまさおり』さん
ロイドがマスターに送る歌の作詞をしてくれたお方です。
アニメ関連のお仕事も多数こなされているご様子。世界一初恋だったり、ジョジョだったり、Free!!だったり、色々な作品の作詞をされています。知らなかった。
恋歌ロイドのサイトで声優の方々がコメントで「ドラマパートを収録し終わり、今から歌を録るよ」と言っていたので、おそらく原稿を読んだだけで歌詞を書いたと思われます。
気持ちの読み取り?汲み取り?がすごい。ぃゃ、そういうものなのかもしれない、出来て当たり前の世界なのかもしれない。でも、声優の方が感情を込めたドラマパートを聴いた上で作詞されたんだろうなと思っていた私は驚きでした。原稿読んだだけでこの歌詞を生み出せるのか・・・!あ、でもそれだけ原稿が素晴らしかったという事でもあるのか、どっちにしろ素晴らしい!←
この後紹介する作曲の方のおかげでもありますが、この歌があるからここまで素晴らしい作品になったんだと思います。
作曲・編曲:『川越 好博』さん『大山 曜』さん
作曲者はお二方みえました。
Type1は川越さんで、
他は大山さんが担当でした。
調べたところ、このお二人ロックバンドを組まれていました。
大山さんが中心となっているバンドのようです。
プログレッシブロックという種類らしい。うむ、わからん。
「プログレッシブ」とは、本来、「先進的」・「前衛的」というような意味だが、プログレッシブ・ロック・バンドという場合、そのアルバムや楽曲などが次のような特徴がある。
wikiさんに大活躍してもらっているのに、うむ、やっぱわからん(笑)
知らない言葉がさらにたくさん出てきたわ、困っちゃう。
大山さんの曲の特徴としてはこうらしい。
- インストゥルメンタルが中心。難解さを目的とはしておらず、できる限りリスナーにとって分かりやすいものとなっている。即興演奏的要素はほとんどなく、また、アバンギャルド的でもない。
- 神秘的、シリアスであるとともにクールで美しい雰囲気を持ちあわせ、なおかつドラマティックである。
- クラシック的な器楽と電子楽器が融合している。
また、このインタビューの中で大山は、「作曲の際には、よく自然の情景を想像します。文学からインスピレーションを受けることもあります」と語っている。
私の都合のいいように解釈すると、大山さん方が作曲したことにより、恋歌ロイドの曲は「芸術性が高く、美しい雰囲気を持ち、ドラマティックである」ということですね!←いいのかそれで。
『文学からインスピレーションを受けることもある。』ということは、「原稿を読んでインスピレーションを受けた」ともとれますよね。
どの曲も素敵でした。何というか全体的に綺麗。話が切ない系なだけに、やはりバラードっぽい曲調が多かったように思います。
音楽制作:ZIZZ STUDIO
磯江俊道主宰の音楽制作会社。
バンド録音のできる自社スタジオを基地とし、プロデュース~楽曲の完パケまで、あらゆるニーズに対応可能。
バンドサウンドの他、バイオリン、管楽器など、生楽器をフィーチャーした音楽が得意。
制作楽曲のライブでの再現性にも、定評がある。
「生楽器をフィーチャーした音楽が得意。」とあります。
試聴をされた方はわかると思いますが、Type2のアコースティックギターが生々しいんですよね。私はBUMPが好きなんですが、藤原さんが弾き語りしてるみたいな音だった。キャラソン詳しくないので言い切れませんが、「ドラマCDの曲でこのクオリティ・・・!」と驚きでした。
ちょ!コラボレータープロフィールの中に、さきほどの作曲担当「大山 曜」さんがいましたよ!
なるほど、こういうつながりがあったのですね。
有限会社ZIZZ STUDIO代表、主宰の「磯江俊道」さんはこうおっしゃっています。
「ZIZZ」は、聞き手の心に響く唯一無二の音楽を創ってゆく。
おおお!いいことをおっしゃる・・・ちゃんと響きましたよ!
最後に
恋歌ロイドの製作者はみんな素晴らしい方ばかりでした。わからない事も多かったけれど、勉強にもなったし、やたら長くなってしまったけれど世は満足。
終始、「素晴らしい!」しか言うてこなかった気もするけど、まぁいいだろう。←よかない。
どうでしたでしょう?少しでも興味を持って頂けたなら嬉しいのですが・・・
言葉の使い方、表現の仕方がまだまだなので、読みづらかったと思います。もっとがんばらねば。
次回からの一作品ずつの感想でもお会いできると嬉しいです。
よろしければまた覗いてみてください。
ほんとの最後に・・・
記事とはあまり関係ないような「恋歌ロイドと私」をこの後に書いてみました。よろしければ目を通してみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。それではまた!
恋歌ロイドと私
私、実は今までドラマCDを買ったことがなかったんです。
先ほど、ちょくちょく聴いていたと言いましたが、あれはTSUTAYAでレンタルしたもので、自分のCDは持っていないんです。
買わない理由は、2つ。
1つは、私が乙女CDを聴いている事を夫は知らないのでバレるのが怖い。
もう1つは、もし買い始めたら歯止めが効かなくなりそうで不安。
そんなわけで、今まで欲しいなぁと思うCDと何度出会っても、購入という選択肢は無いものとして、レンタルで我慢しながら、これまで何とか生きてきました。←大袈裟
ですが、この恋歌ロイドシリーズは格が違いすぎた。
欲求を抑え込むことが出来なかったです。
出逢いは(という言い方もおかしいですが)、YouTubeのオススメ動画で『恋歌ロイド』のPVが上がっていたことです。
今でも「グッジョブ私のスマホ」と褒めてる。まぁ、声優関連の動画ばかり見ているので、上がってきてもおかしくはないのですがね(笑)
この絵柄好みだなぁ…から始まり、あれよあれよと見事にハマりました。もう何回試聴したかわかんないほどに。もうCDあるのに今でも見ちゃってます。PVの試聴回数けっこう無駄に私が貢献してるはず。←
私は映像にせよ文章にせよ、笑って泣ける温かいお話が一番好きなんですが、このドラマCDはドンピシャでした。笑いはそんなにですが、微笑ましさは全ての作品にありました。
予想通りの良作で結果としては大満足。ですが、始めは少し悩んでいたんです。どうみても切ない系、悲恋モノだよな…と。正直苦手なんです。
でも今は思う。切ない系万歳。←
大丈夫でした。ぃゃ、もしかしたらこの作品だから大丈夫なのかもしれない。
悲恋では片づけられない温かい作品でした。
新撰組勿忘草シリーズも聴いたことあるんですが、あちらの方が「これぞ悲恋、そしてエロ」という感じです。
さきほど、感想を書きます発言をしたのに、こんな事言うのはどうかと思うんですが、
もし興味を持って頂けたのなら、感想なんか読まずに、今すぐにでも聴いてほしいです。
もちろん感想は読んで頂きたいんですが、私の感想なんぞ後の後で構いませんので!
いま聴いた方が何倍も楽しめます。
私は気になるとすぐ調べてしまうので、感想やネタバレ記事は一通り読ませてもらってから聴きました。それでも十分楽しめたし、感動しました。
けどやはり後悔したんです。
私は全作涙が出て、唇を震わせてすすり泣いていたんですが、これ、知らずに聴いたら嗚咽してたと思うんですよね。横で寝てる娘がぜったい起きるレベルで。
勝手に別名「涙活CD」と名付けました。ネーミングセンスはまぁ置いといて、それくらい感情移入しやすく、物語も素敵です。いい涙が流せます。(※ゆえに若干の疲労感もあり。笑)
こうゆう作品をオススメというんでしょうね。
ところで、買わない理由を乗り越えてしまった私は今どうなっているかと言うと、
夫にはもちろんバレました。「1万円(恋歌ロイドCDのおよそ合計額)あったらアボカド毎日食えるな」などと、いまだにイジられております。私自身も次に欲しいCDを探してしまっている始末。
でも恋歌ロイドがあるから、わたしは元気です。ウェーイ!(まとめ方が雑)
それではまた!長々とお付き合い下さり、ありがとうございました。