" そばにいさせてくれて、ありがとう。" 世話焼きな『恋歌ロイド』Type2「奏多」の感想と考察。

前回の律くんに続き、今回は奏多の感想を書きたいと思います。

今回もネタバレしちゃってます。

ネタバレなしのも以前書きましたので、こちらを読んで頂けると嬉しい…

sige0412.hatenablog.com

 

そして、CDを聴かれてから、またこの記事を読みに帰って来てくれると大変嬉しいです!←わがままー!

 

奏多は特に、ネタバレ見ないほうが楽しめます。私の感想はどちらかというと考察がメイン(と思っている)なので、大事な所とかさらっと出しちゃってますんで、ほんとに後の後で構いませんので…!

「いや、それなら感想なんて書かなきゃいいじゃん」と思われますよね、わかります、私もそう思う。うん、でも

それは無理。

この高ぶりを胸に秘めておくのは無理。吐き出したいし、あわよくば共感を得たい…!

 

もうね、そのくらい良作なんですわ…。

しかも今回は私の大好きなお兄ちゃんキャラときた。「年上、包容力、頼れる男」の3拍子がたまらなく好きなんです、最の高。

 

余すことなく、奏多の良さを書き残そうと思います。それでは、ネタバレありの感想と考察はじめます!

 

Type2.奏多 -カナタ-


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自身をアンドロイドではなく「人間」と識別している、限りなく人間に近いモデル。日常生活への順応性やパフォーマンスの自発性は、レンカロイド製品中最高水準。ボーカルタイプと呼ばれる限定機能付き。

 

ジャケット兼、歌詞カードの説明ではこんな感じでした。サイトや試聴に書いてあった「世話焼き&過保護&お兄ちゃん」は書いてありません。

全体像はこんなんです。オレンジ色好きだからたまらん。
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理想のお兄ちゃんキャラ

私は、お兄ちゃん設定が好きなわけじゃないんです。あくまでキャラが好き。

ここ私にとっては重要で、本当のお兄ちゃんだったら良さ半減してたと思う。

何というか、兄だともっとなぁなぁになると思うんですよね。「俺ばっかごはん作るの嫌だ」とか「あ、わりぃ(着替え見ちゃった)」とかなりそう。これじゃ萌えきれない。従妹という設定がなんともグッジョブでした。

自分も年下の従妹いますけど、私が思う従妹との関係って、家族だけど一応他所の子だから、丁寧に大切に扱ってあげるのがベターかなと思ってて。

甘やかしすぎるのはダメだけど、やはり自分が年上なわけだし、優しく接してあげないとってなる。

めんどくさい時もあるけど、可愛いから頑張れるというか。あっちも慕ってきてくれるの可愛いし、許せちゃうんですよね・・・

と、ここまで考えて気付いたことがある。

 

あれ、何か、もはや奏多って

彼氏なんじゃないの?

いや、だってもうこれ、

彼氏の思考回路と同じやん…。

正確には「私的!こうであって欲しい彼氏の思考回路」と同じという意味。

 

こんな扱いしてもらえたら、そりゃマスター惚れちゃうわな。

というか、奏多とマスター、すでに2年以上一緒に暮らしているからか、彼氏彼女感がハンパない。いるよ、こういうカップル、あれだ、同棲カップルだよ。微笑ましい限りでした。

そして、やりとりがいちいち可愛い。

何度もちょっとしたことで叩いちゃうマスターと、叩くなよ!って本気じゃないし、まんざらでもない感じで怒っちゃう奏多・・・

付き合ってるやーん!あんたら傍からみたら、仲良しカポー丸出しやー!

ニマニマしちゃう。ゴチです。

 

私的に萌えまくったのが「ん?」という優しい聞き方です。この聞き方は(精神的に)年上な人がよく使うと思うんですが、このお兄ちゃんキャラが使うと、破壊力が大変な事になってました。とにかく優しい。

奏多けっこう言ってくれるんですが、その時の状況によって「ん?」の雰囲気全然違うんですけど、全部優しい…!溢れでる包容力…!

「な?」もやばいけど、

「どした?」もやばいけど、

「ん?」が一番やばかったです。(語彙力)

 

奏多は最後まで「マスター」呼びはしませんでした。ずっと「お前」呼び。これがまたいい。そのせいもあってか、前回の律くんは「くん付け」で呼んでいた私ですが、今回の奏多は年上だけど「奏多」と呼んでしまいます。マスターとの距離感だと「奏多」呼びが一番しっくりきます。

奏多お兄ちゃんの略で「奏にぃ」でもいいな!と思いましたが・・・ぃゃ、アラサーの私がその呼び方するのは、かなり痛いんじゃね?と思いやめた。(賢明な判断)

 

人間らしいというより、人間そのもの

 最初の方で、「お前が怒ってたりすると胸の中がわーーってなる」と言っていたあれは、プログラムが警告してるからだと思うんですよね。マスターを幸せに出来ていないこの状況ダメですよ!なんとかしなさい!みたいな。

「この時点で恋してるとか?」と最初は思いましたが、それはもう少し後だと思う。

たぶんあれは奏多はアンドロイドであると聴き手に分からせる為なんじゃないかと。

じゃないと、あんな自然な同棲カップルな始まりにこちらの収集が付かなくなる。

 

私は試聴とかネタバレとか見た後で聴いたから「ほぅ、こう始まるんだ、すげぇ」で済んだけど、何も情報ない状態で聴いたら「んん!?あれ、CD間違えた?」と焦ると思う。それくらい始まりが意外でした。

まぁ、後のマスターをかばう所で完璧にロイドであると確信出来るので大丈夫ですし、それにこんだけ言うといて私の勘違いかもですし;

でも、やっぱり律から聴くべきなんだなぁと思いました。

律くんを聴いてからだと、奏多がいかに人間の生活に溶け込んでいるかがよくわかる。

奏多から聴いても楽しめそうですけどね。ロイドどこ??感がすごそうだ。笑

 

奏多が「人間の生活に溶け込めるように設定されている」というのがよく分かるなぁと思ったのが、寒がるマスターにカーディガンをかけてあげるシーン。彼シャツならぬ、彼ガーデ!わお!と萌えてたんですが、あれちょっと待てよと…カーディガン?

ジャケットのイラスト見ると、奏多カーディガン着てないんですよね。ロングなジャケット着てるんです、それこそジャケットだけに。←誰が上手い事いえt

つまり、奏多は毎日服を着替えてるんだと思います。

ロイドだから着替える必要ないのに。マスターが一緒に買い物行って選んであげたりしてるんだよ、あー!うらやま~!

心の声が漏れて話がズレましたが、

ご飯も食べない、お風呂も入らない。それ以外で人間らしい行動は、着替えをするくらいなのかもなぁ。あとは、睡眠もちゃんとしてるのかもしれないですね、「眠れないところだった」と困ってもいたし。出来る限り人間の行動をしているのだなぁと感心。←

これも高性能が成せる技なのかもしれませんね。

 

あと、奏多のエラーサインが他のロイドより強かったのも高性能がゆえだったのかもしれない。防御本能?制御プログラム?何かは分からんが、強すぎでした。

恋と知ったくらいで気絶て…賢すぎかよ…でも、そんな高性能だから、他のロイドより耐性が強いというメリットもあったんじゃないかと思います。

きっと何度もバチバチなってたと思う。その度に奏多はもちろん苦しいと思う。けど、身体はそれでも耐えられたんじゃないかと。そのおかげもあって、マスターとずっと一緒にいれたんだと思う。けどまぁ、何を言うたところで、一番の要因は「想いを押し殺して過ごしていた奏多の頑張り」なんですけどね。泣ける。

 

マスターの特徴

今回のマスターは若い。最初は大学一年生と思いました。

奏多に「スカート履き直してから行け」と言われていたので、マスターは学校には私服で通っているという事が分かる。制服だったらほぼ毎日見てるんだし、履き直せとは言わないはず。え・・・ですよね?もしかしてみんなスカート短いのと長いの2着持ちだったりする?私の友達でも居たけど、それ基本だったりするの?嘘やん・・・(私はお金ないから1着だったぞ)

とまぁ、私の心の声は置いといて。私服で通うということは、大学生だ!と思ったわけです。両親と離れて一人暮らし中ですし、高校生で一人暮らしってあんまりないですし・・・

 

しかし、何回か聴いている内に考えは一転、マスターたぶん高校一年生だと思います。

私気付いたんです。私服で通う高校あるよね!ということに。(遅い)

・少女漫画を好んでよく読む。

・発言がどちらかと言うと幼い。

・学校の先生との距離感がわりと近い。

・奏多が歯磨き粉ごしごし拭いてるからおそらく化粧はしていない。

・ええ!?とか、何でよ!とか思ったらすぐ手が出る。

制服問題だけで、他の点はむしろ高校生のがしっくりくることばかり。

 

ちなみに、一年生だと思う理由は、

1つは、去年の花火大会に行けなかったという点です。

妄想ですが、たぶん高校受験の勉強で忙しくて着れなかったのではなかろうかと・・・でもこれだと大学受験とも言えるんですけどね;

もう1つは、3年前は奏多の後ろに隠れるくらい幼かったという点。

これで大学生ではないか説は無くなりました。マスターが小さい頃の記憶も設定されているのか?とも思って、何度か聞き直したんですが、やはり「マスターと出会ってから今度の誕生日でまる3年経つ」なんですよね。まぁ、中学生で後ろに隠れるのも、うーん;となりますが、高1はもっと無いと思う。

 

中学生の一人暮らしは、さすがにあかんと思うので、奏多と二人暮らしをし始めて間もないんじゃないかな。それまではマスターの実家で一緒に暮らしてたんだと思う。

高校生で一人暮らしって寂しそうですよね。まぁ、そのための奏多なんだろうけども…。

それで思ったんですが、たぶんこのマスターのお家、お金持ちなんじゃないかと。

高校生を一人暮らしさせられる。

高性能な(おそらく値段もいい)ロイドを付き人として持たせられる。

お金なくちゃ出来ないと思うんですよね。

 

ということは、両親はバリバリの共働き系の可能性も高い。マスターが寂しがり屋だというのも、そのせいなんじゃないかと。

寂しい思いをさせてしまっている娘のために彼女の両親が誕生日にレンカロイドを買ってあげたのではないかと。

それに一人っ子っぽいなと思いました。だから甘え上手で、少しワガママなのかもしれない。でも、このマスターはそれだけじゃなくて、奏多の様子が変なのに気付けたり、「お腹空いてないよ」と気を遣えたり、空気はきちっと読めるええ子です。

恋歌ロイドのマスターはほんとみなさんええ子ばっかです。優しい世界。

今回のマスターはよく食べるし、食べるのも好きみたいですし、可愛い女の子でした。

 

1つ気になったのは、このマスターはドラマCDの始めからすでに奏多のことが好きだったけど、いつ好きになったんだろう・・・怖がりな所もあるようだから、たぶん少し時間はかかったはず。でも、いつでも守ってくれる奏多の背中を見て恋をしたんだろう・・・まぁ、私なら出逢ってすぐ好きになるけどな!ドヤッ←

 

細谷佳正さんの演技力

演技がとにかく自然。自然さを求められる内容のドラマCDだったら、彼は1、2を争うほど上手いなぁといつも思います。彼が演じたCDでは「極限彼氏」が一番好きでしたが、この奏多が追い抜きました。

 

細谷さんの声って、悪く言えば特徴が少ない、良く言えばどの作品にも馴染む声だから、何というかこう…ほんと、その辺にいそうなんですよね。(全力で褒めてます)

梶くんは主人公声とも言われるくらい割と特徴ある声だからか、前回の律くんはけっこう台詞覚えてるんです。

でも今回の奏多は、台詞が思い出せないんです。話の流れはちゃんと覚えてるんですが、台詞が頭に残らない。私がアホなだけかもしれないんですけどね;

たぶん、声と言い方が自然すぎるからだと思う。(というか、そう思いたい。)

 

でも、今どういう状況なのか一番想像しやすかったのは奏多でした。

笑う怒る泣くとか、そうゆう代表的な感情の間にある感情?と言えばいいのかな、表現しにくい曖昧な感情の演技がとてつもなく上手いなぁと思いました。(語彙力が欲しい)

台詞が覚えられないからか、(10回は聴いたのに)毎度新鮮な気持ちで聴けるんです。これは嬉しい。結末は分かってても、「あ、こういう言い方してたんだ」とか、新しい発見が毎度あります。たまに寝落ちしましたが(笑)

 

ロイドだと分かった時のガックリしたような言い方がこっちまで苦しくなりました。あのパートは自分ずっとマスターになりきってた。泣きそうな顔になるどころか泣いてしまう。

あと、マスターからの告白の返事「大事な可愛い従妹」という台詞、ここ辛そうに言わないのずるい。いつもどおりのテンションで言えるのすごい。(あ、これ細谷さんというより、奏多褒めてますね;)

真っ暗だからマスターにはバレなかっただろうけど、きっと悲しい顔で言っていたんでしょうね。こちとら、その後の奏多の心の声が聞けるから「か、かなた~~泣」てなる。

前回の律くん同様、奏多も細谷さんじゃないと演じられないと思いました。

 

効果音の入れ方が絶妙

全シリーズに言えることですが、この奏多が一番絶妙だったように思います。細谷さんの自然な演技力も加わったからかもしれません。先ほども言いましたが、ほんと想像しやすい。映像が浮かぶ浮かぶ。

浴衣をハンガーに掛けながら話すシーンが素晴らしかった。

奏多は背を向けて話を続ける。さっきまでマスターに羽織らしていた浴衣を、片袖ずつゆっくり綺麗にハンガーに通して、それを吊るしながら・・・

こんな演出されたら、そりゃあ入り込んじゃいますよ。今から深刻な話が始まるんだな・・・と嫌でも分かる。

普通このシーンに、こんな丁寧な効果音いれます?いや、いれてくれて私はすっごい嬉しいんだけど!なかなかこんな細かくしない気がするんですよね。さすが恋歌ロイドさんやでぇ・・・

 

手鏡を落とす音も、マスターがアイス食べる音も、雨の音も花火の音も、どれもがリアルで、違和感がない。物語に入り込みたくなくても入り込んじゃう。

 

私が一番好きなシーンは、ご飯食べてるマスターに奏多が心の声で話してるところなんですが、何がいいって、マスターの食べてる音が入ってる所です。正確には、お箸がお茶碗やお皿に当たっている音。このおかげで奏多の心の声がさらに良い言葉に聞こえる。

彼ぜったい笑顔でマスターのこと見つめてると思うんですよね。「いつも通りよく食べてるな」という優しい目をしながら向かいのイスに座って、肩肘付いたりなんかしちゃって。いつもと変わらないこの幸せな風景に満足げだと思うんですよ。

でも心の声は「この日常を続けるため、こいつの傍にいるため、告白はしない」と決意する。

奏多かっこよすぎなのかよ…!効果音もだけど、後ろの音楽もこれまた素敵で。絶妙なタイミングで入って来るし…

あと、この音楽ですが、ロイドによってけっこう違うんですね!ちゃんと数えてないから分かりませんが、3種類くらいはそのお話でしか流れない音楽あるっぽい。(もちろん、同じのも使われてます。)

追記: すみません;3種類もないかもしれないです;でも、奏多はいろんなの流れてたのは確かです!

 

今までシリーズものは気になる声優さんのしか聴いたことないし、音楽も気にして聴いたこともなかったけど、シリーズものはどのシリーズもキャラごとに違ったりするんだろうか?今後はもう少し後ろの音楽にも注目して聴くべきだなと学びました。勉強にもなるなんて恋歌ロイドほんと素晴らしい。

  

『優しい距離』という歌について

歌と言うより、もはや手紙のようだと思いました。

英語もないし、歌詞カードだけみるとほんと愛のこもったお手紙です。

前回の律くんの感想でも書きましたが、奏多も歌詞に「愛しさ」と告白っぽい言葉があります。でもこれは私的にセーフだと思う。

あたりまえの愛しさで」という歌詞なので、奏多が恋に気付く前の、マスターを従妹として「愛しい」と感じていたあの頃の状態を指していると思うんです。あの頃の愛しさでお前に接するからなという意味だから、家族愛に近い。

 

「あれ?今回は最初にアンデジタルの歌なの?」って思ったけど、そりゃ奏多は自分がロイドって認識ないんだからそうだよねって一人自問自答してました。笑

あとこれは、さっきの人間らしいってのに被っちゃうんだけど、この時の歌いだしと歌い終わりの鼻で笑うところがたまらんかった。照れて笑うって、なんと人間らしい。

そしてギター上手い!!大山さん上手い!!自分まったく楽器詳しくないけど、弾き語り上手い!!(わかったから)

細谷さんの声とマッチしすぎて鳥肌たちました。律くんの時と同様、歌い終わって拍手しちゃいました。マスターもしてた。このシリーズ、マスターがちゃんと拍手するのめっちゃ好感度高い。(響&玲のマスターは拍手じゃなくて感涙してたけど)

あと、拍手の仕方もそれぞれ違うんだよね。そこもポイント高いよ、完成度高いよ、やっぱすごいよこのCD!(熱弁)違うと思うけど、もしこの拍手を声優さんがしてたらさらに萌える・・・。

 

マスターにお別れする時に歌ったデジタル加工の方ですが・・・どのロイドもそうなんだけど、歌詞の最後の所が一番涙誘うんですよね。だから「あれ?律くんは最後のパート歌ってたのに、なぜ奏多は最初のパート?」って思ったんですよ。ちょっと惜しい気もするなぁとか思ったりもしたんですよ・・・

この時の私をしばき倒したいです。←

 

もっとロイドに感情移入しなさい!制作側の気持ちを汲み取りなさい!と、自分で自分をお説教しました。

私が思う、最後の歌なのに最初のパートだった意味。それは、

「おばあちゃんになっても、俺の気持ちは昔からずっと変わってないよ」と伝えるため。ではないかと思う。このパートは「マスターのこと面倒なのに可愛いし、一緒にいると楽しい、ほっとけないし力になりたい」という歌詞(だと思う)なんですよね。年老いて、しわくちゃで、起き上がることも困難な状態なのに、今でもこんな素敵なことを思ってくれてるわけですよ。もう、どんだけ~泣

「告白だ」と彼も言っていたから、あの時のマスターの告白に対する本当の返事とも捉えられるのがまたいい。

 

あと、「また心ほどいてくれるか?」という歌詞の威力よ・・・

本編でマスターは、奏多の歌を聴くと優しい気持ちになれると言って笑ってくれました。なのであの歌詞は「この歌を聴いてお前には穏やかな気持ちで、笑って旅立ってほしい」という奏多の願いも込められているのではないかと。もう、どんだけ~泣(2回目)

最後のパートもいいんだけど、こう考えると最初のパートのが破壊力ありました。

 

あとは、ラストトラックで歌まるまる聴かせて、乙女たちを存分に泣かせるというのも制作側の狙いかもしれない。狙い通り最後でさらに涙が出ました。やられた、降参。

奏多の包容力が底知れない歌でした。

 

初めて聴いた時、歌のデジタル加工が低めというより、もはや無い気がしたんです。

普通に歌ってるだけじゃないか?と思った。(正直、泣いてたから気にするどころじゃなかった;)

でも、よくよく聴くと、バックコーラスがいるんですよね。所々入ってくる。声が細谷さんっぽくないけど、絶対細谷さんだと思うんですよ、歌は細谷さんしか名前が書いていないので。

なので、おそらくだけどこのバックコーラスがデジタル加工という事なんじゃないだろうか。細谷さんの声を上手いこと加工したやつをバックでさらに流してるんじゃないかと・・・

高性能なロイドだから、うにゃうにゃした初音ミクのような歌い方じゃなくて(←これはこれで大好き)、さらに曲が美しく聴こえるような歌い方が出来るんだと思う。奏多だからこの歌い方にする製作者さん達ほんと憎いし、作品に対する熱意と愛情に感服する。

 

お別れシーンの私なりの考察

まず、マスター素直にすごいなぁと思ったんです。好きになってしまったロイドとその後もずっと一緒にいるなんて、私だったらそんな気持ちの切り替え出来ないし、それこそずっと若いままの奏多に、きっと何度も好きだなぁと思ってしまって辛くなると思う。マスターちゃんはこの気持ちをきっと乗り越えたんだなすごいわぁ…

と、ここでふと思う。

 

あれ…?もしかしてマスター、奏多の気持ちに実は気付いてたんじゃないか?と。

 

自分の事が好きだという事に気付いた上で、一緒にいたのではないか?と。

 

おこがましくも、もしも私がマスターちゃんだったとしたら、きっとフラれた後、すぐじゃないにしろ、奏多のエラーの事、自分で調べると思うんですよね。

マスターちゃんもそうしたと思う。奏多は大丈夫って言ってたけど気になりますもんね。そこでエラーは恋だと知る。

告白をすると奏多が壊れる事も知る。

「だから奏多はあの時…」と、きっと全てに気付くと思うんです。私と一緒に生きる道を選んでくれたんだと。それなら私は全力で幸せにならないと!ってなると思うんです。

 

このマスターちゃんは気遣いも出来る子だから、真実を知っても「それが奏多の望みなら」と、受け止めたんだと思う。

あああ、何かもう、私の妄想の中のマスターちゃん、なんて健気…!もちろん奏多も健気だけど!

 

最後の会話で「昔の事思い出してた」とマスターは言っていた。あれは走馬灯みたいな意味と、きっと告白した時のことを言っていたんだと思う。

「今でも私はあの時と変わらず好きだよ」と。

「ずっと一緒にいるという約束を守ってくれてありがとう」と。

 

最後の最後で「幸せだった?」と奏多が聞いていたけど、きっと彼はずっと心配だったんだと思う。

将来のパートナーも見つけた、その人との子供も授かった、家族という寂しさを感じない環境にマスターはどんどんなっていったわけで、「ここに俺は居てもいいのか?もう必要ないんじゃ?」と思う時だってあったと思うんです。

それでも居られたのは、マスターが心から奏多を必要としてくれていたからなんですが…(先程も言いましたが、私の考察の彼女は、奏多の愛情をしっかり理解して、受け止め続けてここまできたので。)

でも、奏多はマスターが自分の本当の気持ちに気付いていることは知らない。そりゃものすごく不安にもなりますよね…

だから「奏多が居てくれたから、幸せな人生だった」というマスターの答えが、彼にとってどれほど嬉しかったことか。

奏多泣きそうになっていたけど、そりゃ泣けるよ…私も泣いてる。←

自分がこの道を選んで良かったんだと思えたはず。ロイドとしてマスターの幸せの手助けが出来ていたんだという嬉しさもあるけど、それ以上に、俺はお前の傍に居ても良かったんだ、と嬉しかったんだと思います。

 

鳥達が飛び立つ演出が、憎いほど素敵でした。「そろそろ彼女は旅立つんだよ」のお知らせを、あんな綺麗に表現できるんですね。ほんとドラマのようでした。

  

余談ですが・・・

ジャケットに「スペシャルサンクス:石渡うた乃」とありました。

他の作品にもスペシャルサンクスは書いてあって、どれも声優さんの事務所だったんですが、この奏多だけはお一人の名前。どゆこと?あれ、細谷さんってマウスじゃなかった?(※フリーになられたことを知らなかった野暮助な私です。)

気になって調べたところ、どうもマネージャーさんみたいでした。小野Dさんや沢城さんのマネージャーも務めていらっしゃるっぽい?(すみません、しっかり調べても分からなかった;)

 

え、あ、いるんだマネージャー!と思いました。笑←

気にしたことなかったわ、声優さんもマネージャー付くんですね。そっかそっか、そりゃそうか、うん。←

え、声優のマネージャーさんってどんな感じなの?とさらに気になってしまったので調べたところ、こちらの方の記事に辿り着きました。ふむふむ・・・

yumemon.com

この方の記事、へぇー!が多くて面白かったです。たぶん後で他の記事もじっくり見る。

とにもかくにも、マネージャーさん。細谷さんに奏多を演じさせてくれてありがとうございます!まじスペシャルサンクスっす!(軽っ)

 

最後に

なっが!!今スマホで打ってるんやけど、スクロールががが…!

たぶんこれもっとぎゅっとまとめられるんだと思うんですが、私の力では無理でした…すみません;

奏多への愛が止まらなかったです。彼は私の「お兄ちゃんキャラ部門」ランキングで殿堂入り致しました。おめでとうございます、ありがとうございます。

これでもまだ伝えたいこと抜けてる気がするので、後日こそっと書き足すかもです;

いやしかし…自分でも思うけど、

マスターだったり、マスターちゃんだったり、彼女だったり、どれか一つに統一して書きなさい!って感じですね。読みづらいったらありゃしねぇ!笑←ワラエナイ

 

前回同様、本当の最後に、私のかなりどうでもいいツッコミどころを載せて終わります。笑

 

だらだらと長ったらしくなってしまいすみませんでした;最後までお読みいただきありがとうございます!それではまた!

 

私的ツッコミを入れたシーン

仲直りした奏多が自分の部屋に戻るシーン。

優しいなぁ。え、でもちょっと待って、うそ・・・

君たちまさかの2LDK!?

まじかよ。高校生やのに・・・うらやま。

 

奏多がマスターの誕生日ケーキに火を付けるシーン。

え、まだマッチあるん!?すげぇな!

 

奏多がマスターに「ちょっと黙って」と言われたシーン。

奏多:「あ、はい。黙ります。すみません。(鼻笑)」

キムタクかっ!例の検事さんか!

 

色々つっこめて楽しかったです。

 

 

 

 次はType3.響&玲の感想を書きたい!